ホーム> ひろぴー >2016年1月~3月相場の振り返り。【前回開催のトレードバトル総括】

2016年1月~3月相場の振り返り。【前回開催のトレードバトル総括】

本日は1~3月期のトレードバトル総括と今後の見通しについてお話ししたいと思います。

 

 

2016年1月~3月相場の振り返り。

今回のこの期間は、比較的簡単な時期と非常に難しい期間が真っ二つに割れていたと思います。

1月~2月一週目まで

2月一週目までは日銀のマイナス金利導入の日を除けば、比較的イージーなトレンド相場だったと思います。

僕のFX口座資産も順調に膨れてゆき、1か月あまりで20%以上のリターンをもたらせました。

2月上旬~3月末

問題は、2月上旬から3月いっぱいにかけては非常に難易度の高い相場でした。

ドル円チャートをご覧になって頂ければよいのですが、この2か月間は見事に111円~114.80を往復していただけのレンジ相場でした。

上で買っては切られ、下で売っては切られの繰り返し。

 

順調に得た利益を溶かし、結局この3か月間でのパフォーマンスは6%程度でした。

FXTFのトレードバトルは1月の第二週から始まったため、実際の稼働時期は2か月半でしたが、この期間でのパフォーマンスは3%です。

いかに1月の相場では大きく収益をもたらせてくれたかと実感をしております。

スイングトレーダーには日常茶飯事

しかしながら、いつの年度もこのような難易度の高い相場は付き物ですし、いまさら驚くことではありません。

この行ったり来たりを繰り返しながら、大きな週足、月足トレンド相場にぶつかった際に、一気に口座資金を30%、40%と増やせる、というのが相場ですから、そのラッキーチャンスがくるまではマイナスにはならず、なんとか踏ん張ることだけを考えればOKだと思います。

僕のようなスイングトレーダーには日常茶飯事のことですので、淡々とこなしていきたいと思います。

 

しかし、せっかくのトレードバトルイベントだったので、もう少し明確な方向を向いて動いてほしかったですね(笑)

ボラティリティだけは文句なしなのですが(笑)

■今後の4-6月期の見通し。

正直、非常に悩ましいです。

ドル円はこのまま下げていくと少し前までは思っていたのですが、すでに多くの方が同じ目線で物を言い始めておりますので、ドル円は下げ渋っているのではないかと思います。

今年の相場の特徴

今年の相場の特徴は、何の前触れやファンダメンタルズ的なニュースもなく、相場が反転を始めてそのまま一方向にジリジリと進むことです。

そしてボラティリティが非常に高いこと。レバレッジを下げても下げても収益を持っていかれます。

一直線に200,300pipsと動くことが多く、そこからまた反転して一直線に200,300pips動くようなそんな相場が多いと感じております。

今後のドル円の見通し・注意点

ドル円が下がる方向では見ておりますが、おそらく105円あたりからは、順調に下がっていくことはないと思います。

再び110円、111円、もしくはそれ以上に突き上げてから、市場参加者を振り払って下落していくのではないでしょうか。

 

もう一つの注意点は、ドル円の月足で見てみますと、単なる上昇トレンドの押し目を始めて作りにいっているような値動きです。

チャートというものは、そう簡単にV字を描いて動いていくものではないので、想定外に、120円近辺まで上昇してしまうことすらあると思います。

米国大統領選挙選挙もありますし、米国株は選挙が終わるまで堅調に推移する可能性があります。

よって、過度なリスクオフを期待しすぎるのは禁物ではないかな~っと考えるようになりました。

※リスクオフとは、リスクが高いと考えられる資産からリスクが低い(安全)と考えられる資産に資金を移すことにより、より安全な資産に資金が向かいやすい相場状況をいいます。
リスクオフでは、ドルも買われますが、より安全と考えられている円が買われることにより円高が進む傾向にあります。

 

6月までは105円を明確に割り込むことはないのではないかと思っております。逆に110~115円で方向感に欠けて落ち着く可能性のほうが高いのではないかと思っております。

リスク警告 / 免責事項

  • 当サイトは、投資判断にあたり参考となる情報の提供を目的としており、金融商品の売買を勧めるものではありません。
    投資の最終的な判断はお客様ご自身の責任でされるようお願いいたします。
  • 当サイトは、当社が信頼できると判断した情報を掲載しておりますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。
    ご提供する情報を利用につき生じた何らかのトラブルや損失・損害等につきましては、当社及びブログ執筆者は一切責任を負うものではありません。
  • 当サイトでご提供する情報の著作権は、当社又はブログ執筆者で帰属します。許諾なく、コンテンツを翻案、公衆送信等いかなる目的、態様においても利用することはできません。