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ヒストリカルデータ1分足から他の時間足を生成する方法

先日の記事、第2回 MT4ヒストリカルデータの抜け、空白期間をチェックする方法

 

では、FXトレード・フィナンシャルが提供する同社のヒストリカルデータをダウン

ロードしデータに抜けが無いかをお届けしましたが、その再ダウンロードした

 

データが1分足(M1)ということから、5分足、15分足・・・と他の足でバック

テストをする際に使用する他の足の作成をご案内したいと思います。

 

まず、ヒストリカルデータを確認します。

ファイル>オフラインチャート を選択し「オフラインチャート」を表示します。

 

A_20151129_F_1

 

先回使用したEURUSD1分足データは、2012年1月3日~2015年10月30日

まで存在することが分かります。

 

それではこの1分足から、他の時間足を作成します。

まず、最初にMT4のバーの本数を最大値にします。

 

初期設定は、10,000本となっていて、月足でも1分足でも10,000本分までしか保存できな

くなっていますので、その値を最大値に変更します。

 

ツール>オプション を選択し「エキスパートアドバイザー」タブ内の

ヒストリー内の最大バー数、チャートの最大バー数に『99999999・・・・』と9が

 

記載できるまで入力し、「OK」をクリックします。

B_20151129_F_3

 

 

再度、ツール>オプション を選択し「エキスパートアドバイザー」タブを確認

しますと最大数になっています。

 

C_20151129_F_4

 

 

次に「オフラインチャート」ウィンドウ内でEURUSD-cd M1を選択し「開く」

 

をクリックし 「オフラインチャート」EURUSD-cd M1 をチャートに展開します。

リアルチャートは、マーケットが動くと続々とレート情報が記録されていきますが

 

この「オフラインチャート」は、オフラインつまりマーケットが動いていてもデータが

増えないチャートでバックテスト用ですね。

 

 

そして、MT4の『ナビゲーター』内のスクリプト欄にある「Period converter」を

「オフラインチャート」EURUSD-cd M1 上に落とします。

D_20151129_F_2

 

 

そうしますと、「Period converter」のパラメーターの窓が開いて来ますので、値

を入力します。

 

数値は、単位が分ですので5分足⇒5、15分足⇒15・・・と入力します。

今回、15分足を作ってみました。

 

作成後、オフラインチャートを確認しますと1分足を同じ期間の15分足データが

出来上がっていました。

E_20151129_F_5

 

ただ、EAによっては、5分足でトレードするけれども、1時間足とか日足などのデータも

参照している場合があるので、結局全部生成する必要があります。

 

全部生成することが面倒な場合は、period converter all.mq4というスクリプトが

ネット上に出回っていますので「period converter all」で検索して同じように使って

 

みてください。

period converter allの場合は、1回の操作で全ての通貨ペアが生成されます。

 

 

 

※口座申込み完了日時が2020年5月2日AM9:00以降のお口座では、FX自動売買プログラム(EA)を組み込んで行う自動売買取引はできません。

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