第1回 MT4ヒストリカルデータの抜け、空白期間をチェックする方法
EAのバックテストをして色々検証していると、過去のとある期間ごっそりとヒスト
リカルデータが抜け落ちていて検証の意味なかったじゃないの?ということを
経験した方は相当数いらっしゃると思います。
私も初めて知ったのですが、MT4のヒストリカルデータの抜けをチェックする方法が
あるということを書いておられるブロガーの川蝉さんの記事
から、そのポイントを2回に分けてご紹介をしたいと思います。
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MT4ヒストリカルデータの抜け、空白期間をチェックする方法
MT4のヒストリカルデータの歯抜けや空白期間のチェックは、無料で公開されている
「Analyze History」というEAを使って行ないます。
Analyze History EAのダウンロード
下記URLにアクセスします。
https://www.mql5.com/en/code/11643
「analyzehistory.mq4」というリンクをクリックして、ファイルをPCにダウンロード
します。
インストール方法
Metatrader4を起動し、「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」をクリック
します。
表示されたデータフォルダの中の「MQL4」ディレクトリを開き、その中の「Experts」
ディレクトリの中に ダウンロードした「analyzehistory.mq4」をコピーします。
エキスパートアドバイザーの保存
Metatrader4を再起動します。
使い方
MT4を起動し、調べたいヒストリカルデータを確認します。
ヒストリカルデータというのは、過去の通貨ペアのレートの数値ですが、MT4を
起ち上げておくことで自然に蓄積されるもの、そして、第2回目でご紹介しますが
メタクオーツ社のサーバーやFX会社が提供するサイトからダウンロードして来る
ものの2つが存在します。
ヒストリカルデータは、ファイル>オフラインチャート の中に格納されていますので
その中のヒストリカルデータを確認します。
私のPCに入っているMT4には、EURUSDのレートデータがありましたので
このデータの抜け(空白期間)をチェックしました。
ヒストリカルデータ
次に、表示>ストラテジーテスター を選択し、ストラテジーテスターを表示させます。
ストラテジーテスターの操作ウィンドウ内では
ストラテジーテスター
A 設置した「analyzehistory.mq4」を選んでおきます。
B 検証したい通貨ペアを選びます。今回はEURUSDです。
C 始値のみ を選択します。
D 検証したい期間を選びます。
E 期間は、検証したい時間足を選択します。M1(1分足)を選択しました。
スタートボタンをクリックして検証を開始します。
結果は、ストラテジーてスター内の「操作履歴」タブに即座に出ます。
操作履歴
no histoiry Date ・・・ と表示されますが、その期間内はデータがないということが
分かります。
今回は、私のPC内に残っていたデータで検証してみましたが
次回は、FXトレード・フィナンシャルが提供しているヒストリカルデータを使って
検証してみます。
※口座申込み完了日時が2020年5月2日AM9:00以降のお口座では、FX自動売買プログラム(EA)を組み込んで行う自動売買取引はできません。