fx-onのMT4リアル運用結果 MT4の利用上知っておきたい4つの小ネタ
前回、日常のfx-onを運営する業務の中から、お客様からよくいただくご質問やMT4のちょっとした便利な使い方、MT4に詳しい方から発信されるニュースなどを書かせていただきたいと思いますと記載したのですが、それらに加えて、毎回、fx-onが会社として行っていますリアル運用結果もご報告して参りたいと思います。
fx-onでは、ニコ生(ドワンゴさんのニコニコ生放送)も放送しているのですが、最も盛り上がるのはリアル運用に関するものですので、ご説明しない手はないと思うからです。
fx-onのMT4リアル運用
さて、その運用ですが、fx-onを運営する弊社株式会社ゴゴジャンでは、2010年9月4日からMT4のEA(Expet Adviser、自動売買、システムトレーディングを行なう実行用のファイル)、あるいは、FX会社さんのミラートレードを使用して運用を行なっています。
下の画は、FXトレード・フィナンシャル MT4リアル口座運用結果です。
画像をクリックしますと詳細がご覧いただけます、
FXトレード・フィナンシャル MT4リアル口座
2014年7月末から証拠金¥200,000でForex White Bear V1というEAで運用を開始し、約7ヶ月半の間に\61,033、30.52%増(3/18現在)という結果です。
昨日、新たに\1,000,000の証拠金を追加しForexSolidというEAも稼働させました。両EAともFXトレード・フィナンシャルさんの口座開設で無料で貰えるキャンペーンもございます。
その他の運用は、上の画の下部の運用口座一覧と下の画のページにあります。
私の痛い経験とロジック通りの運用の重要性
特に以下の運用では、ポジションを積み増すタイプの所謂マーチンゲールタイプのEAをドル円で使用していた期間もありました。
2011年3月16日~17日にかけてのトレードでは、非常に大きな含み損を抱えストレスを感じました。
午前2:00頃だったと記憶していますが、その翌日から休暇をとってちょっとした旅行に車を走らせていた車中で、iPhone3で恐ろしく広がった含み損に気付いた時には、何処かでノートPCを開き手動による損切決済をするべきかと思いましたが、ロジック通りに運用しないと後で後悔すると思い直し踏み止まりました。
幸いにも、その後一気にレートが順方向に戻り、プラス決済で終えることが出来ましたが、あの時、手動決裁しなくて本当に良かったと、あらかじめ決められたトレードロジック通りに運用することが正解だという良い経験となりました。
MT4やFX会社の取引環境の改善とEA開発者のスキル上昇
リンク先の多数のトレード結果でご覧いただけます通り、その大きな含み損以外でも若干の損切決済、EAの設定を間違えた少々大きめの損失決済もありましたが、特に3年程前からEAを使用したトレードの精度が向上し来たと実感しており、浅目の損切設定、且つ右肩上がりで素晴らしい成績を実現するEAが続々と登場しています。
この主因は、MT4やFX会社の取引環境の改善とEA開発者のスキルの上昇だと考えています。
この4年半の運用の経験で言えることは、MT4のEA運用では、トレードの知識と経験が豊富なトレーダーさん(プログラマーさんともいえます。)が作ったものを、実際にデモ口座で稼働(資金リソースの関係でリアル口座での検証はできませんが、極論すればそんなに差異はないと私は考えます。)させてランキング化し、人気・実力ランキング共に上位のものを使用していれば、まずほとんど大きく損失を生むことなく、順調に証拠金を増やすことが出来て来たということです。ただし、将来どんなことが起こるかは分かりませんので、あくまで過去の経験上とご認識ください。
これは、弊社自身やfx-onユーザー様だけでなく、EAを使用する多くの方が抱いていることだと思います。
知識と経験が豊富なトレーダーさんの力を借りてトレード
FXトレードでは、多くの方がトレード開始後程無くして損失を増やし退場するということが、新聞紙面でも過去何回も報じられていますが、私も含め知識と経験が無い人が裁量トレードで、適切なストップロスを入れず大きなロットのポジションでエントリーするからだということは容易に想像できます。
他方で、MT4でのEAの使用はインストールやEA設定の手間はありますが、トレードの知識と経験が豊富なトレーダーさんの力を借りることと等しいともいえ、トレード経験の浅い人こそ取り組むべきが合理的と考えますが、どうでしょうか?
MT4の各機能で知っておきたい4つの小ネタ
さて、本日は、私がMT4とEAを稼働する上でこれは覚えておかないといけないと思う「MT4利用上知っておきたい小ネタ」についてもご案内いたします。
既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、MT4の各ウィンドウの機能に関するものです。
気配値表示
『気配値表示』は、EAによっては読み取りに行くものもあり、EAの挙動がおかしいといったことが起こり得ますので、MT4での表示は必ず維持しましょう。
ターミナル
取引履歴やポジションの保有状況などを見ることが出来ますが、特に「エキスパート」に注目いただきたいと思います。
上の画の通り、MT4に設定したEAの稼働状況などが表示されエラーの発生個所などを知ることが出来ます。
エラー内容が英文字で表示されるケースが殆どですが、コピーしてネット上で検索すれば多くの日本のMT4を使用する方々による様々な解説を見つけることが出来ますので、殆どすべてのエラー原因が分かる筈です。
接続状態
MT4の右下に表示される接続状態の・・・kbは、通信状態を表わします。
値が入っていれば通信できていることを指しますが、以下の画のようにアイコンの色によっても見分けがつきます。
なお、トレードサーバーとデータセンターの違いは、メタクオーツ社(MT4の開発元の会社)の説明では、トレードサーバーが中心に置かれ、後者がその周りに配置されるサーバーとのことです。接続先が違うことによって通信状態に差はないと考えて良いと思います。
チャートを並べて表示
お問合せで多い事例に、さっきまでユーロドルチャートを表示していたけれども消えてしまったというものが挙げられます。
このような時は、プルダウンメニュー『ウィンドウ』の水平分割、または垂直分割を選んで表示すると発見することが出来ます。
上の画では、水平分割を選んでいます。
チャート下部のタブでも「通貨ペア+時間足」を確認することはできるのですが、見落としてしまうケースもあるようです。
水平分割、垂直分割表示をすれば、見えなくなったチャートも発見することが出来る筈です。
※口座申込み完了日時が2020年5月2日AM9:00以降のお口座では、FX自動売買プログラム(EA)を組み込んで行う自動売買取引はできません。